研究会について

2011年3月11日、未曾有と言われた東日本大震災が発生しました。被災した地域の復興や人々の心の回復はいまなお途上にある場合も少なくありません。子どもたちの心の被害の大きさを知った私たちは、近い将来、高い確率で発生が予想される東海地方の巨大地震に対して、何か心の備えはできないのだろうか、と考えました。そこで生まれたのが「こころの減災研究会」です。2012年4月に臨床心理学教員と院生が中心となって発足しました。さまざまな災害時に、子どもたちが自分自身で心を守り、回復に向かう力を備えておくにはどうしたらよいか、ということを検討し、心理教育プログラムなどを開発してきました。

その成果は,児童用・成人用の「心の減災 教材セット」(2016年)、外国人向け「心の減災リーフレット」(2018年)の配布、そして「災害に備える心理教育」(ミネルヴァ書房)の出版などとして,社会に発信して参りました。 これらの一部はこのホームページで公開していますので、是非、ご覧ください。

教員や大学院生は転勤、卒業、入会・・・とメンバーの入れ替わりはありますが、これからも、心の減災について研究や情報公開を続けていきたいと考えています。

引き続きよろしくお願いいたします。

2018年4月

 

名古屋大学こころの減災研究会

名古屋大学   松本真理子
狐塚 貴博
名古屋市立大学 坪井 裕子
人間環境大学  吉武 久美
鈴木美樹江
九州産業大学  窪田 由紀
中部大学    森田美弥子